月別アーカイブ: 2018年1月

フッ素、活用していますか?

今や歯科は予防にとても重点を置かれています。

皆さんは予防をどのようにしてされていますか?

歯ブラシでじっくり磨きますか?

デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間を磨きますか?

大切なのは・・・

まず大切なのは、ご自身でご自身のお口の中の状態を把握すること。

的外れなケアをしても効果が出ません・・・。

そのために定期検診というものをするんですね~!

状態を把握したら、効率よくケアをしていきたいのですが、虫歯菌や歯周病菌を追い出すだけでなく、作り出さないようにするのも大切なケアの一つです。

タイトルにもある

フッ素

ですが、こちらは虫歯予防に大変役に立ちます。

厚生労働省も去年、家庭で使うことのできるフッ素の濃度の上限を成人は950ppm→1500ppmに引き上げました。

今は「虫歯予防」と表記してある歯磨き剤にはほぼ100%フッ素が配合されています。虫歯リスクが高い方はさらに、歯磨き後にフッ素のジェルを塗ったり、フッ素配合の洗口液でうがいをして虫歯予防をされています。(歯科専売品なので詳しくは当院で!)

ちなみに、歯科医院では10000ppmと非常に高い濃度のフッ素を塗布することができますので、定期検診PMTC是非ご活用ください。

 

私はどうやって「英語」と「ドイツ語」を学んでいるのか?-その2

私はドイツ語専門学校に入って、何も覚えず大金を遣っていました。その頃、ドイツのドレスデン国立歌劇場に行った時にガイドをしてくれた日本人女性がこう言ったのです。「失礼ですけど、私も夫とドイツに来るのに日本で会話の学校に入ったのですが、いっこうに話せるようにはなりませんでした。」と言ったのです。その頃私は分厚いドイツ語の本を教科書にしていたのと、専門学校に行っていた自負から、心の中では「ロクデモナイガッコウに行ったんじゃネ~?」と考えていました。しかし、その後の体験が、彼女の言ったことに偽りはなく、彼女の本心を吐露してくれたことの証明になりました。

そのドイツ旅行の帰りの空港で、決定的なことが起こりました。搭乗口に入ってすぐに、待合室のイスの傍にバッグを忘れたことに気が付いたのです。目と鼻の先に置いてあるのです。焦れば焦るほど言葉が出ません、と言いたいのですが、元々英語が話せないので言葉が出ないというのは図々しいのですが。バッグを指差して、色々言ってみるのですがダメです。変な日本人が血相を変えて指差している所は、彼女からは椅子の陰になっていて見えません。

周りにいる外国人は何が起こったのか興味津々です。彼らはいったん意識が集中すると、ずっとそのことを観る人々でもあるのです。

この恥ずかしさはバイロイトの比ではありません。もうどうにもならなくなった時、騒ぎに気が付いたアテンダントがやってきました。彼女はこともなげに私をゲートの外に出してくれました。たったそれだけのことですが、この恥ずかしさによって、絶対外国語を覚えようと誓うことになりました。皆様もご存知のように、英文を読むのと会話をすることはイコールではありません。英文を読める人でも英会話ができない人も沢山います。私はこのことに着目しました。

何としても会話ができるようになりたいの一念は、岩をも通すのです。そういう意識が出来ると、やりたいことが次々と現れます。映画は字幕なしで観たい。ワーグナーはドイツ語で理解したというのも大きな励みになりました。何しろ60歳を過ぎた人間が突然、英会話とドイツ語を習おうというのです。

正気の沙汰ではありません。しかしこの破天荒な考えが実のところ非常に良い着眼点あったことが徐々にわかってきました。

英語とドイツ語はとても似ている言語だったのです。

・and(英語)とund(ドイツ語)(アンドとウント)共に、そして・・・ですし、

・can(英語)とkann(キャンとカン)できる

・I(英語)とIch(ドイツ語)(アイとイッヒ)私

こんなことは沢山あります。

2つの言葉を学んでいると、あまりの共通点の多さに驚きます。ドイツ語の「ワク構造」(決まった型)に比べると、英語の方は、単語の位置を重視しますので、単語の配置が大事になってきます。主語、動詞を中心にして単語、句、節を並べていくことにより

一文が出来上がることになります。結論を言ってしまえば簡単な事なのですが、そんな生意気な事を言うまで、本屋に行ってどの位の英会話本を買ったかわかりません。今も部屋の中に重ねられています。その中には、例えば“前置詞”をどう使うか?とか、“形容詞”だとか、兎に角専門的な本がいっぱいありますし、反対に“10日間で身につく本”などもあります。

ドイツ語・英語の会話学校に払ったお金に比べれば、どの位本を買おうとたかが知れています。この経験から「外国語を習うというのは、本当はかなり安くできる趣味である。」ことも発見したのです。

こんなことを書くと、いかにも英語やドイツ語がペラペラと話せるように思われるかもしれません。ネイティブのように話せるのは、ほとんど不可能ですが、本当はゆっくりなら日常の会話はどうにかなるかも、という程度の人間なのです。しかし、“どうにかなるかも”というのは大切な事であります。

最近の2、3回の海外旅行は個人旅行ですが、特に問題はないのです。このことは、他のプラスを我々に与えました。旅行会社の人には言えませんが、個人旅行で行くなら通常の料金を遥かに下回る金額で海外に行けるのです。NHKのテレビとラジオを活用すると無料で、これだけでは心もとない人は、テキスト・ブック(毎月出ます)を利用するのです。今時600円程度で綺麗な本で、内容の濃い学習が出来ます。語学という観点から見ると、難しい、面倒臭いという発想になりますが、“趣味”と考えるとこれは楽しめます。会話の良いところは、覚えてしまうとその分だけ自分のものになり、外国人の話しているペラペラという何を言っているのかわからない音の連続が、部分的に聴いたことのあるフレーズになっていくので、とても楽しめる。こんな安い趣味はいまどきどこにもありません。

さて私は英語とドイツ語が似ていると書きました。そのことについて調べてみると、「英語とドイツ語は同じ西ゲルマン語から出た姉妹後ですから、類似している点が数多くありますが、英語に比べるとドイツ語はかなり保守的で・・・・」(『標準ドイツ語』常木実著・郁立社)という文章がみつかりました。何の脈絡もない英語とドイツ語を知ろうとした無謀な決意は、意外な結果を生んだことになったわけです。で、この2つの言葉はとても似ているので、相互にやると「へぇ~!」とか「ありゃー!」とか感嘆詞の連続で飽きません。

この調子で『虫歯は痛くない!』というとウッソー!という反論が生まれる事は請け合いですが、60歳を過ぎてから英語とドイツ語をやって、個人旅行が出来るようになったことは事実なので、始めから決めつけないで「虫歯は痛くない!」も基本に戻って考えてみてもいいかもしれません。

私はどうやって「英語」と「ドイツ語」を学んでいるのか?-その1

2010年、私は「17歳の夢」を叶える事が出来ました。人生とは不思議なもので、中学生の終盤から、あれほど嫌っていたクラシック音楽を聴くようになってしまったのです。小学生の頃は、「ザ・ピーナッツ」のファンで追っかけをやっていましたし、小6の頃は、ついに音痴組の中の1人として、音楽室から出されて、校庭の中で遊んでいました。ですからクラシック音楽などとんでもなく、教育ママであった私の母への反抗もあって、絶対に音楽は聴かない、と、つまらない決意までしたのです。中2の時、とうとう母が呼び出されて、「この子は手におえないから他の学校へ移したらどうだ。」と担任に言われて、泣いて帰ってきたのを覚えています。

同じクラスの男子生徒が私のところにやってきて、「今日の夜、付き合わないか?」と言われたのですが、どういうわけか、付いて行ったのでした。

上野の東京文化会館大ホールがその行先でした。こんな所に連れて来られた不安で、途中の休憩時間に逃げ出そうと思っている私の心を読んだように、友人が演奏が始まる寸前まで私の傍にいたので、そのチャンスを逃して、仕方なく黙っていると、自分はステージの脇で聴くから、と言って、行ってしまいました。目の前には100人を超すような大オーケストラがありました。その曲は静かに始まって、その暗さを感じました。盛り上がって強烈な音量が私の体を押さえつけました。大ホールの床がビリビリと響くようにも感じました。ザ・ピーナッツを日劇や、コマ劇場でライブで聴いていましたが、その比ではなく、ウエスタン・カーニバルなど眼下に見るように、巨大な音量とド迫力は最後の音が鳴り終わるまで続きました。この時14年間で初めて感動に震えました。この時から約50年が経った時、「17歳の夢」が達せられました。

場所はドイツのバイロイトという小さな町でした。音楽が好きな方なら誰でも知っている、バイロイト音楽祭の会場にいたのです。この音楽祭知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない所なのです。ワーグナーだけを上演するこの音楽祭は、世界で一番チケットがとれない音楽祭としても有名ですし、私自身が一生のうちに絶対無理と考えていたところだったのです。

世界中の“ワグネリアン”の聖地としても、巡礼の旅としても有難いのですが、この音楽祭の行われる、バイロイト祝祭劇場というのが、只者ではないのです。広大な丘の上にそびえ立つ劇場の周りは、音楽祭を楽しむための空間であるのです。小さな町に、この為に世界中からワグネリアンが集合するのですが、それ以外ほとんど何もないので、午後4時の開演まで、ぶらぶらしているしかありません。

ワーグナーの楽劇は長大で、1曲4時間以上かかりますから、2回の休憩を入れると、終演は午後10時を過ぎるのです。例えば2010年に私が行った時には、「ニーベルングの指環」という4部作が目的で行ったのですが、これを毎日やるのではなく、1日あけての公演になりますからこの曲だけで約1週間が必要になります。ワーグナーの音楽というのは、一般のオペラと違って、独特の発声と、あの分厚いオーケストラの響きに対抗するのですから歌手たちの声がもたないのです。私は先程このバイロイト祝祭劇場は、只者ではないと書きました。ワーグナーという人は、少なくとも保守的ではないですから、音楽もそれまでにない技法を使っています。それは若い頃の政治感覚を見てもわかりますが、後半の人生は、あのバイエルン国王・ルートヴィヒⅡ世との繋がりが大きな意味をもってきます。

ロマンチック街道の終点(?)ノイ・シュバン・シュタイン城(白鳥城)はつとに有名で、強引にその城を造った為に狂王として湖に沈んだ、つまり、バイエルン国の財政を圧迫したとして、幽閉されて、亡くなったルートヴィッヒⅡ世の造り出した城です。ルートヴィッヒⅡ世は、若い頃にワーグナーの「ローエングリン」という歌劇を観て、感激して、ワーグナーに接触するようになります。バイロイトにあるワーグナーの自宅もそうですし、バイロイト祝祭劇場もかなりの出費をしていたといいます。バイロイト市内にある昔風(ヨーロッパによくある馬蹄型のオペラハウス)の劇場では、自分の音楽をやるのに適さないということで、現在も毎年使われている祝祭劇場を新たに造ったわけなのです。王様や貴族が中心にいるオペラハウスなど、くそくらえというところなのでしょう。それは正しいとも思えますが、祝祭劇場に行ってみると、ステージと客席の関係がどことなく変なのです。ステージを中心にして上方に向かって客席があります。内部に入ってみると左右に6枚の扉が付いています。イメージとしては、ギリシャの古い劇場のように横一列の席が、ステージから上方に積み上げられているのです。私とて、ワグネリアンの端くれですから、皆が憧れるこの劇場については、よく知ってるつもりでした。しかし自分がその場に行ってみると、現実はかなり違っていたのです。加えて座席は板のイスで、おしめし程度のクッションが付いています。(ですから全員、自分のクッション持参でやってきます。椅子と椅子の間は我々でも狭いのですからヨーロッパの人にとってはかなり窮屈だろうと思います。ここに4時間も5時間も閉じ込められているのは正気の沙汰ではありません。)

それでも満員の状態で、休憩時間は1時間ずつとり、その時は全員が劇場の外に出されます。開演20分前になると一斉に鍵が外されて、客は入場することになります。実は私はこの時のことを話したくて、この文章を書いてきたのです。この劇場には縦の通路がない、ということは、自分の席に行くのには、横一列に入っていくしか方法がありません。前後の座席の間が狭いという事は1人でも座っている人がいると、もう通ることができないのです。ここに来ている人々は、それを知っている。ですから自分の席の前に立って待つのです。横に30何列かある座席の中央に客が納まり、皆がそれを確認してから一斉に着席します。その時が私には苦痛以外の何ものでもなかったのです。1日の公演ならまだしも、4公演で1演目(ニーベルングの指環は4部作の大作で約12時間半以上の演奏時間を要します)ですので、殆どの人が4公演を通し券で買っています。つまり、毎回、前後左右の人々が同じということになります。先にも書いたように一列全員が並ばないと着席できないのですが、バイロイトの習慣として、相手にお尻を向けて入場するのは失礼らしく、皆こちらを向いてカニ歩きで入ってきます。当然、顔と顔が向き合います。迷惑をかけた方(後から入ってきた人)が、必ず相手の眼を見て何か言います。が、私には何のことか全くわかりません。ですからニッコリと笑うしか能がない自分に、この時ほど惨めになったことはありません。言葉がわかならいというのは苦痛なものです。更に1週間近く同じ席で音楽を聴くという事は、相手の方も気を使って話しかけなければいけないだろう、と考えていることがわかることにもなります。ですから、幕が上がるまで下を向いているか、妻と話しているかして、自己防衛をはからなければなりません。彼らは、世界中から集まっていますし、皆が英語を話せるわけでもなく、ドイツ語、フランス語が多く話せる人もいるはずですが、そういう中で生活している人々は、私のように固くなったりしないようで、こちらがとまどっていても平気で話しかけてきます。これが最大の苦痛でありました。約1週間、狭い座席と、暑さと、話しかけられることの三重苦を持って帰ってきた次第でした。

これが、今から6年位前の出来事でした。私は決心しました。

「もうガマンならぬ。ドイツ語と英語を話すようになるゾ。」

と決意して友人に話すと、「何言ってるの、バカじゃねぇ?」とか「どうしちゃったんだろうね。」という声が周囲を囲む中、ドイツ語会話専門学校に入学しました。これが50分で4500円、2レッスンからということで(4500×2)×4で半年頑張りましたが、何のことかさっぱりわからず撃沈しました。英語もしかりで、同じく6ヶ月で終了。「あんな、会話学校なんてくだらねぇよ。」と憎まれ口を叩いていたのですが、あることからこれはやり方次第ではないだろうか、と考えるようになりました。

日本で生活してきて、外国人が傍に来ると、さっと道を変更したり、一緒のエレベーターの中に入ると下を向いていたりを繰り返してきた自分にも、一条の光が入ったかと思われたのでした。

2017年末、2018年夏、もう何回か自力で海外旅行(音楽の旅ですが)に行けるようになると、航空券、ホテルの予約、コンサートのチケットだけあればO.Kというところまでやってきました。

不思議ですが、このところやたらに記憶力が優れてきて、自分ではないように思われます。

恐らく若い頃に勉強しなかったので、その余力が残っているものと考えます。

スマイル通信第75号を発行しました!

定期検診のお知らせにも同封しておりますが、本日今年最初のスマイル通信が

発行されました。

今月のテーマは

「80歳で20本歯がある人の割合はなんと○○%!」

「フッ素のお勉強をしましょう」

の二本です。

みなさんの年齢に対して歯は何本あるのが平均なのでしょうか?

厚生労働省が発表した最新の「歯科疾患実態調査」の年齢と歯の本数を示した

グラフを掲載していますので、是非ご覧ください!