歯周病治療の流れ

歯周病治療の流れ

  1. 歯周病の原因を知らせる。
  2. 口腔微生物の恐ろしさを、本人に認識してもらう。
  3. 患者さんそれぞれに合わせたブラッシング指導を行う。テクニックを身に着けてもらう。
  4. 自宅での毎日のブラッシングによって、微生物の除去をしてもらう。
  5. 自身のブラッシングで取り残しが出来る部位を、専門の歯科衛生士さんにとってもらう。
  6. 3ヶ月間、歯周病菌の活躍を阻止する治療をする。
  7. 通常3ヶ月間ごとのチェックにより、現状を維持する。

具体的治療の流れ

一本一本の歯を調べる

出血があるか、膿が出ているか、腫れているか、骨がどの位溶けているかを調べます。口の中全体のX線を撮ります。

① どういう種類の歯周病が、どの程度進行しているかをみます。

これによって治療の内容が変わってきます。(※重度の歯周病は、全体の8%程度ですので、ほとんどの方は通常の歯周病です。)

② 患者さん自らがこの病を治すのですから、歯周病のことを理解してもらわないといけません。(これを動機付けと言います。)

この国の方々は、理解力が高いのでほとんど理解されますが、歯周病を治そうという意識のない方々は、この時点で治療の失敗を覚悟しなければなりません。

③ スケーリングとプラークコントロールとルートプレーニング

スケーリングは歯肉の上の歯石をとること、プラークコントロールは微生物の塊(プラーク)をいかに取るかのテクニック、ルートプレーニングは歯肉の下にあるプラークをとることです。

④ すぐにプラークがつかないように、入念に歯の表面を磨きます。

どうでしょうか。現在では歯科医院という組織は、地獄から天国への移動を行っている組織なのです。

①~⑤をを3ヶ月ごとに繰り返すことによって、歯周病菌は活躍の場を失うことになります。

しかし、稀にこういう治療をしても、炎症がとれないこともあります。そうなると、3ヶ月単位の来院が、1ヶ月ごとに変わることになります。それでもダメな場合は、歯周病の手術ということになります。手術というと、何か大変なことに思われますが、難しい歯を抜くよりも簡単な手術なので、心配いりません。